
「最近太ってきたから、ダイエットを始めてみよう!」と意気込んだものの、ダイエット方法がいろいろとありすぎて、いったい何をすればいいのかわからないという話を耳にします。
統計によると、ダイエットに挑戦した人のうち成功した人は、たった5%だけだそうです。
95%もの人はダイエットに失敗しています。
ダイエットに失敗する人がたくさんいるからこそ、新しいダイエット方法が出てきます。
ダイエット方法がありすぎることが、何をすればいいのかわからないという状態にしてしまうのです。
そこで今回は「ダイエット方法がありすぎて何をすればいいかわからない」についてお話ししたいと思います。
肥満の大半は早食い
肥満の人を調査してみたところ、そのほとんどの人は早食いであったとのことです。
早食いの人は、よく噛まずに食べています。
心当たりはありませんか?
よく噛まないと、肥満になります。
その理由は、よく噛まずに食べると満腹中枢が働く前に、適正な量以上の食べ物がお腹の中に入ってしまうからです。
つまり、よく噛まないと食べ過ぎで太るということです。
30回噛んで食べると痩せる
することは、30回噛んで食べることだけです。
たったそれだけ?
「それだけで痩せられるわけがない」、「ここまで読んで損した」などと思われた人もいるかと思います。
しかし、たったそれだけです。
何を食べるかや運動については特に気にせず、30回噛んで食べるを生活習慣に取り入れるだけです。
実験データによりますと、6か月間行った場合の成功率は約96%にもなります。
ダイエットになる他、よく噛むことには嬉しい効果があります。
- あごの筋肉を使うので、顔のたるみを引き締められる
- 唾液にパロチンという細胞の生まれ変わりを促進するホルモンがある
- パロチンは別名「若返りホルモン」と呼ばれている
30回噛んで食べるために、一口入れたら箸を置くと行いやすくなります。
よく噛むとどうして痩せるの?
よく噛んで食べることは、ダイエットにつながります。
その理由を見ていきましょう。
満腹中枢を刺激し、食欲を抑える
よく噛むと唾液が分泌され、脳へ刺激を与えます。
そのとき、ヒスタミンのという神経伝達物質が分泌されるようになります。
ヒスタミンは、満腹中枢を刺激して食欲を抑える働きがあります。
少ない食事量で満腹感を得られるようになるので、摂取カロリーが減ることになります。
代謝がよくなり、カロリーを消費する
よく噛まないと消化不良を起こします。
消化がうまくいかないと、その後の必要な栄養素の吸収、代謝、排泄のバランスが崩れます。
代謝が悪くなると、同じものを同じ量を食べたとしても、カロリーを消費しなくなるので太ってしまいます。
よく噛んで食べることで、消化・吸収・代謝・排泄のサイクルがスムーズになります。
その結果、代謝がよくなり摂取したカロリーを消費するので、やせやすく太りにくくなります。
まとめ
ダイエットは、日常生活の中ですでにやっていることの延長線上にあるものがうまくいくコツです。
ダイエットのために時間を作ったり、どこかに行ったり、今まで日常生活になかった新しい何かを取り入れたりなどすると、失敗する可能性が非常に高くなります。
噛むという行為は必ず行います。
ダイエット方法に迷っているということであれば、30回噛んで食べるを試してみて下さい。