実年齢より見た目が若い顔・老けている顔|その原因と対策は?

同窓会などで、久しぶりに旧友と顔を合わせて驚いたことはありませんか?


若々しく活力と美しさに溢れている人達がいるかと思えば、一方で、すっかりくたびれ、老け込んでいる人がいる。
年は同じなのに、5歳も10歳も年齢が離れているかのようです。
見た目の差にびっくりすることがありますが、なぜこのような生じるのでしょうか?


そこで今回は「実年齢より見た目が若い顔・老けている顔|その差と理由は?」についてお話ししたいと思います。

見た目の年齢は、顔の肌の状態で判断される

年齢より見た目が若い、もしくは老けているというのは、何を基準にそう感じさせるのでしょうか?


一番は、顔の肌の状態です。


体形、髪、服装、メイク、姿勢、しぐさなどいろいろありますが、何と言っても一番判断されるのは顔の肌の状態です。


シミ、シワ、たるみ、くすみなどがあるかないかによって、若く見えるのか老けて見えるのかに差が出てきます。

酸化、糖化、そして老化

肌の老化が早ければ、同じ年齢でも老けて見えてしまいます。


老化が進む原因はいろいろとありますが、主な原因は次の2つです。

  • 活性酸素
  • 糖化

活性酸素

活性酸素は肌を酸化させ、老化を早めてしまいます。


活性酸素は、体のサビと言われています。


例えば、鉄はしだいに錆びます。これは鉄と酸素がくっついて起きる「酸化」という現象です。


他にも、リンゴの表面が茶色くなる、バターの表面が硬くなる、油が黒ずむ、といったことも酸化によって起きる現象です。


活性酸素は、体内の不飽和脂肪酸と結びついて、過酸化脂質というサビついた脂質を作り出します。


過酸化脂質は強力な毒性を持っているため、細胞膜やコラーゲン繊維を傷つけてしまい、シワやたるみの原因となります。


また、過酸化脂質はリポフスチンという物質を作ります。
リポフスチンは老化色素と呼ばれることもあり、これが肌に沈着すると老人性色素斑というシミになってしまいます。

糖化

体内の糖が過剰になることもまた、肌の老化を早めてしまいます。


糖化は、体のコゲと言われています。


糖化とは、糖が体内にあるたんぱく質と結びつくことです。
例えば、卵焼きやパンケーキを焼いたときにできる茶色のところが糖化になります。


糖化が進むと、AGEs(終末糖化産物)という老化物質がどんどん増えていきます。


AGEsは、肌のコラーゲンに結びつき、コラーゲンが固くなってしまいます。
卵焼きやパンケーキの焦げ目が固くなるように、肌が固くなり、弾力やハリなどを失わせてしまうのです。

活性酸素・糖化の発生原因

活性酸素や糖化が発生する原因はさまざまあります。

活性酸素の発生原因

  • ストレス
  • 紫外線
  • たばこ
  • 大気汚染
  • 水質汚染
  • 食品添加物
  • 残留農薬
  • アルコール
  • 激しい運動
  • 電磁波
  • 細菌やウイルス感染

糖化の発生原因

  • たんぱく質や脂質と比べ、炭水化物の割合が多い
  • ご飯、麺類、パンなど炭水化物のものから食べる
  • 間食は甘い物が多い
  • 早食いである
  • 食事の回数が少ない
  • 野菜をあまり食べない
  • 調味料やドレッシングに甘めのものが多い
  • 飲み物は清涼飲料水が多い
  • お酒をよく飲む
  • 運動不足

活性酸素・糖化への対策

現代社会を生きていくうえで、誰しも活性酸素や糖化から逃れることはできません。


ですから、見た目の年齢は、肌の老化の原因となる活性酸素や糖化への対策をしているかどうかで差が出てきます。

活性酸素への対策

活性酸素の発生原因そのものから少しでも距離を置くことです。
しかし、活性酸素の原因を完全に排除することはできません。


したがって、発生する活性酸素の量を抑えたり、発生してしまった活性酸素を除去したりすることが重要になります。


対策としては、活性酸素から身を守る抗酸化作用のあるものを取ることです。

抗酸化作用のある栄養素

・ビタミンA ・ビタミンC ・ビタミンE ・ポリフェノール ・SOD



SODはスーパーオキサイドディスムターゼといい、活性酸素を除去する働きがある酵素です。


様々な動物による実験を行った結果、寿命の長い個体ほどSODの活性が強いことが分かったそうです。

糖化への対策

糖化を防ぐには、炭水化物や糖質の多い食事を減らすことです。
しかし、炭水化物や糖質を取らない食生活を送ることは実際には不可能です。


糖化は、高血糖の状態のときに進んでいきます。
ですから、血糖値の上昇がゆるやかになるような食べ方をすることが1つの方法になります。

血糖値の上昇がゆるやかになる食べ方
  • よく噛んでゆっくり食べる
  • 野菜・海藻・キノコ類 → たんぱく質・脂質 → 炭水化物や糖質の順番で食べる
  • 野菜は、炭水化物がほとんど含まれていない葉菜類を食べる



野菜、海藻、キノコ類に含まれる食物繊維は、腸で糖質の吸収をゆるやかにして、血糖値の上昇を抑える働きがあります。

まとめ

今からしっかりと対策していくことによって、その後の見た目の年齢が5歳も10歳も違っていきます。


肌は体の内側から作られるので、長い目で見れば、体の内部をケアしていくことがとても大切です。


このことを考慮した上で、活性酸素や糖化の対策をしていきましょう。