生まれたときすでに体の中で作られる酵素の量は決まっている!?

すべての生物が生きていくのに欠かせない酵素。


研究が進むにつれて、体の中で作れる酵素は無限に作られるものではなく、一生で作られる総量は生まれたときに決まっていて、限りがあるということがわかってきました。


そこで今回は「生まれたときすでに体の中で作られる酵素の総量は決まっている!?」についてお話ししたいと思います。

体内の酵素量は決まっていて、年齢とともに減っていく

「人それぞれの一生の間に生産される体内酵素の総量は決まっている」とハウエル博士は言っています。


体の中で作られる酵素の総量は決まっていて、そして、年齢ともに減っていきます。


とはいっても、日々、体の中の酵素が減っていっているというのは気づかないものですよね。


西ドイツのエカード博士は、約1200人の尿サンプル検査を行いました。
アミラーゼという炭水化物を消化する酵素の単位を、若者と年配者で比較したところ、


若者: 平均25
年配者:平均14


という結果となり、年齢とともに減少していることがわかりました。


また、シカゴにあるマイケル・リース病院のメイヤー博士の研究によりますと、唾液に含まれる酵素の量は、若者に比べて、69歳以上の人は30分の1ほどだったと発表しています。


様々な研究から、体内の酵素量は、
10代を100とした場合、
40代は60%
60代は30%


に減少していくということがわかっています。

酵素の無駄遣いは老化を早め、寿命を縮める

酵素は永久に作られるものではなく、酵素の消耗度が寿命に大きく影響を及ぼします。


日本の酵素学の第一人者である鶴見クリニックの鶴見先生は、「人間の酵素貯蔵量は150歳分くらい存在する」と言っています。


しかし、現代人は酵素を無駄遣いしているため、本来予定されていた時期より早く老化が進行し、病気や死がやってくるというのが現状であるとのことです。


生活習慣、特に「食生活や食事の仕方」によって消化のために酵素が大量に使われ、体内の酵素の貯蔵量が大幅に減っていきます。


体内の酵素が減る主な原因は現代の食生活


体内の酵素が少なくなると、酵素の働きは鈍くなり代謝がうまくいかず、体に不調を感じるようになってきます。

酵素は体の大事なところから使われる

実は、白髪は酵素が関係しているということをご存知でしょうか?


酵素は、心臓の鼓動や体温調整、解毒など生命に関わる重要なところから使われます。
生命維持の必要性からみると、残念ながら、髪の毛は後回しにされる場所なのです。


髪の毛の色素は酵素の働きで作られますが、体内の酵素が浪費されると、髪の毛よりも内臓や他の大事なところに酵素が使われます。
その結果、髪の毛に使われる酵素量が少なくなり、色素を作れず白髪になるということが起きてくるのです。


白髪に限らず、抜け毛、肥満、しみやしわ、肌荒れなども、酵素が後回しの状態になっている可能性が高いといえます。

酵素の消費量を減らし、摂取量を増やそう

酵素は、貯金に例えられることがあります。
酵素を消費するということは、貯金を下ろしてお金を使うということに似ています。


無駄を省き出費をできるだけ少なくしている倹約家は生活を維持できますが、浪費家は、貯金残高がどんどん減っていき、破産してしまうことになります。


倹約し貯金しておけば、将来、生活の不安を減らすことにつながります。


体内の酵素も同じです。


酵素貯蔵量をできるだけ減らさないことが、老化を遠ざけ、不調や病気を先送りする秘訣になります。


そのためには、生活習慣による酵素の消費量を減らし、酵素の摂取量を増やしていくことが重要です。


生まれ持った体内の酵素量を増やすことはできませんが、貯金があれば生活を維持できると同じように、体内酵素に余力があれば体を維持することができるのです。